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ひまコン構築&運用法

 前回の流れを継ぎ、今回は特に雪単(ひまコン)に話を絞って考えてみることにしよう

 gurimu氏の質問に、ひまコンに月を入れてイベントカウンターを採用したいという話があった
 まずは、雪単と雪絡みの混色でどのようにひまコンの構築が変わるかを考察する


 混色を考える前に、構築を雪単とする利点を考えてみよう
 まずは、単色共通の利点として、色事故を起こすことは無い
 EX事故や、手札不足こそあれ、単色では手札に他の色が混じることは無いのだから、色事故が無いことは当然であるのだが、伊吹型の雪単では色拘束の強いカードも多いため、「橘ちひろ(園芸)」からの展開や、ひまコンを生かしきるためには、重要な要素である 

 次に、雪単でのみ安定して使用可能なカードがある
 混色では使用不可能でこそないものの、かなり条件が限定されたり、不安定要素が生まれるというものである
 これにはドロソである「上杉うた」や「シャロ・プルチーニ」、除去の「有害図書」や「辱め」などが挙げられる


 逆に、雪単では出来ないことも数多くある
 手札破壊や手札看破が出来ないため、相手の妨害を避けづらく、コンボを崩されやすい
 花の「王たちの狂宴」、日の「昇華」、宙の「取り合い」、月の「意趣返し」などである
 逆に雪単側は除去以外の妨害がほとんど無く、他の色のようには相手の動きを制限しづらい面がある

 これらの弱点を補うために、混色にするという手は考えられる
 その点は、雪単の利点と弱点、混色の利点と問題点を考えた上で決めれば良いだろう


 大きく構築を変えるのであれば話は変わってくるが、ひまコンの基本的な動きは雪単伊吹ちひろシュートである 「シュート」を採用するということは、その他のドロソは基本能力か「ドロー」以外の方法で手札に加える必要がある

 しかし、雪以外の主なドロソは「ドロー」によって手札に加えるものが多いため、「シュート」との共存は難しくなる 一方で、雪宙で採用されることの多い「ミズチ」のように、「シュート」と相性の良いドロソも存在するため、それらを利用した混色は可能である ドロー自体を強化できる色なら、シュートを抜いてそちらにするのも、一つの方法ではあるだろうが、その場合は二色目にそれなりのデッキスペースを割く必要があるため、ひまコンとしての安定性は低下する

 このことから、基本的にひまコンを構築するのであれば、雪単色が望ましいと考えられる 二色目を採用するとしても、雪側の色拘束の強さから、大きくデッキスペースを割くことは難しいだろう
 また、ひまわりからの月コスト捻出は、2ハンドキャラから1ハンド分の月コストを発生させることになるため、1ハンド分の損失となり、可能な限り避けた方が良いだろう(ひまコン経由で等価である)


 次に、ひまコンを使って除去を相手にする場合の運用法である
 gurimu氏のコメント「爆破解体が強すぎる」という点から、雪宙を相手として想定すればいいのだろうか

 ひまコンは「不幸」4枚積みに無理の無い型の雪単であるため、前回述べたように3コスト以上のキャラに対する除去には「不幸」という返し手が存在する ここで、ハンドアドバンテージを得られても、ボードアドバンテージとテンポアドバンテージを失うのが問題点であるということであった

 しかし、除去に対応して対象のキャラを種に「不幸」を使用した場合、相手キャラも同様に減ることになる
 その上で、ひまコン側だけが出遅れるという状況が発生するのであれば、もともとのハンドアドバンテージが負けている可能性が高い もともとのハンドアドバンテージで勝っており、それをボードに還元できていれば、このやり取りだけでも優位に立てるはずだからである

 この状態を改善するためには、序盤からのドロソの展開が重要になる
 序盤では少々打点レースで負けていても、十分な手札があればキャラ展開と除去に手札を回せるため、終盤での打点巻き返しが可能となる 逆に、序盤での相手のドロソは、可能な限り潰しておきたい

 例えば、雨宮優子(天使)を場に出す場合であれば、ひまコンを利用できる状態で出すようにすれば、それだけで天使優子はドロソとして働いたことになり、除去されたとしてもひまコン分で除去なりキャラ展開なりに貢献できていることになり、出遅れる可能性は低くなるだろう


 雪宙に限らず、コントロール同士の戦いで勝敗を左右するのは、ドロソの有無によるものが大きい このため、より確実に序盤からのドロソ展開をしたいのであれば、デッキ構築の段階でドロソの割合を調整することが必要となる
 ドロソばかりでも、アタッカー展開が出来ないなどの問題が発生するため、キャラ名散らしやドロソの枚数調整などは、慎重に行った方が良いだろう


 また、今回は除去ミラーを想定して話を進めたが、日単のような小型で早いデッキが相手の場合では、ドロソ展開により相手の打点とドロソで二重にデッキが削られてしまい、終盤での逆転が難しくなる可能性もある

 そのため、特に対コントロール戦を強くしたい場合でも、その他のデッキを考慮した構築は必要になる
 後は、それぞれの構築に合わせたプレイングが求められるが、これは実践を通して慣れるしかないだろう


 今回は、以上で締めさせてもらうとしよう
 何か追加で質問等あれば、コメントに頼む
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初めまして、いつも参考にさせてもらっています

今回は2つ程質問があってコメントさせていただきます。私もひまコンを使わせてもらっているのですが、雪もフェザリーヌ、ソラリスといったアタッカーや筆談のような新しい除去手段が増えてきています。

そこでまず1つはシステムキャラとアタッカーの配置はどうするのが望ましいか、特に天使優子の配置やAF、特に中央キャラのわかせ方にいつも迷っています、

2つ目はひまコンに筆談は入るのか、ということです。確かに筆談は強力ですがひまコンの場合は辱めや信頼関係のほうが使いやすい気がしたので……

出来ればあかべぇ2までの環境でのレシピも含めて解説お願い出来ないでしょうか?

なるほどー。
ホント助かります(笑)
不幸とドロソですね。
了解しました。今後試していきたいと思います。
ありがとうございました。

レス

STY氏>除去の要である伊吹が中央にしか登場できないことと、
雪のキャラは左右に登場配置が偏っていることが多いことから、
雪単では意外と中央にキャラを出すことが難しくなるということが考えられるか

筆談が強力なカードであることは間違いないのだが、
もちろん、その筆談にも弱点となる面は存在する
それを踏まえた上で、採用する除去カードを選択するのが良いだろう

では、次回はあかべぇ2までのひまコンのデッキレシピ、
採用可能なカードの紹介や、運用方法についてまとめてみよう

gurimu氏>少しでも参考となったのであれば、幸いである
相手の除去からの回避と反撃を同時に行うことの出来る「不幸」は、
やはり除去合戦のようなコントロールミラーでは切り札となるだろう

序盤から安定してドロソを展開できるようになれば、
その後のゲーム展開を有利に進めることも可能となるだろう

健闘を祈る
プロフィール

魔王

Author:魔王
ただのりせらー兼デュエリスト

本職はスマブラDXプレイヤー

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